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鐘閣駅から行く雨の日の屋内体験めぐり|仁寺洞・市庁・明洞を一日で

2026-10-18・韓国がじゃ 編集部

ソウル旅行の日程に雨の予報が入ると、街歩き中心の計画は組み直しが必要になります。そんなときに頼りになるのが、地下鉄1号線のチョンガク(鐘閣)駅です。駅から徒歩10分前後の範囲に、ビルの中や地下で楽しめる体験施設が集まっていて、仁寺洞、市庁、明洞という性格の違うエリアにも歩いて行けます。この記事では、天気に左右されにくい屋内スポットを中心に、移動の目安と一日の組み立て方を紹介します。初めてのソウルで「せっかくの一日を雨で無駄にしたくない」という人に向けた内容です。

チョンガク(鐘閣)駅の基本と終電の目安

チョンガク駅に乗り入れているのは地下鉄1号線だけです。ソウル駅からは1号線で市庁駅を過ぎて2駅、およそ5分で着くので、空港鉄道でソウル駅に出てから向かう場合も乗り換えは1回で済みます。隣の市庁駅方面と、チョンノサムガ(鍾路3街)方面の二方向があり、ホテルが明洞や東大門寄りにある人は、乗り換え先を事前に確認しておくと迷いません。

始発はどちらの方向も5時25分です。終電は平日なら市庁方面が0時56分、チョンノサムガ方面が0時53分と、比較的遅くまで走っています。注意したいのは土日・祝日で、市庁方面は0時02分、チョンノサムガ方面は0時15分が最終です。平日より40分〜50分ほど早く終わるので、週末に明洞で夜まで過ごす予定なら、乗り換えを含めた帰りの時間を先に決めておくと安心です。

本数は平日で一方向あたり260〜290本ほどあり、日中に長く待たされることはあまりありません。

ソウルカルチャーラウンジ|ビルの11階で韓国文化を体験

駅から徒歩約7分、チョンゲチョンロ(清渓川路)沿いの三一(サムイル)ビル11階にあるのが、ソウルカルチャーラウンジです。外国人観光客向けの体験スペースで、ハングル体験、K-Beauty、K-POPダンス、カリグラフィー、螺鈿工芸、宮殿の塗り絵など、内容の違うプログラムが用意されています。

時間を決めずに立ち寄れる常設の体験もあり、K-ミュージックブース、ハングルブレスレット作り、フラワーティーセラピーなどが案内されています。予約が前提の体験と、空き時間に気軽に参加できる体験の両方があるので、雨で予定が崩れた日の「つなぎ」として使いやすい場所です。

営業時間は10時から17時までと、夕方には閉まります。一日の中では午前中か昼過ぎに入れておくのがおすすめです。各プログラムの実施日や参加方法は変わることがあるため、訪問前に公式の案内を確認してください。

ランニングマン体験館 仁寺洞店|地下で体を動かすミッション型アトラクション

仁寺洞キルの入り口近く、デイルビル地下1階にあるのがランニングマン体験館です。駅からは徒歩約7分。人気バラエティ番組のフォーマットをもとにした施設で、参加者は「8人目のメンバー」として指令を受け、館内のさまざまな場所でミッションに挑みます。

見学型の施設とは違い、自分で考えて動き回るタイプなので、友人同士や家族連れで行くと盛り上がります。番組を知っている人はもちろん、雨の日に体を動かしたい人にも向いています。

営業時間は10時から18時で、入場の締め切りは17時です。ただし90分のコースは16時30分、90分コースとメイズのパッケージは15時30分が入場締め切りなので、長めのコースを選ぶなら午後早めの時間に組み込む必要があります。スニーカーなど動きやすい靴で行くと楽しみやすいでしょう。料金やコースの詳細は公式情報で確認してください。

テンプルステイ統合情報センター|お寺の文化に短時間でふれる

駅から徒歩約7〜8分、ウジョングクロ(郵政局路)にあるテンプルステイ統合情報センターは、韓国各地でテンプルステイができるお寺の情報を紹介している施設です。テンプルステイは2002年のワールドカップ開催をきっかけに始まった外国人向けのお寺体験で、現在は100か所近いお寺で参加できると案内されています。

このセンターでは、宿泊しなくても参加できる無料の体験プログラムが常時開かれています。曜日ごとの予定は、僧侶とのお茶会が月・火・金・土・日、蓮の灯籠作りが月・木・金・日、数珠作りが火・水・土、写経は常時となっています。旅行の曜日に合わせて、どれに参加できるか見ておくとよいでしょう。

営業時間は平日が9時から19時、土日が9時から18時と、周辺の施設より長めです。ほかのスポットが閉まり始める夕方の時間帯にも使いやすいのが利点です。スケジュールは変更されることがあるので、当日の案内を確認してください。

ソウルギャラリーと明洞ナンタ劇場|午後と夜の過ごし方

市庁の地下1階にある「私の友達ソウル、ソウルギャラリー」は、チョンガク駅から徒歩約11分。1号線で一駅の市庁駅や、ウルチロイック(乙支路入口)駅と地下でつながっているため、雨の日でも傘を差す時間を短くできます。1600分の1スケールのソウル全体の地図模型、映像に反応する「プレイハンガン」、直径2メートルの地球型ディスプレイ「メディアスフィア」などがあり、これから歩く街の位置関係をつかむのにも役立ちます。ソウルのグッズを扱うショップや、市庁舎の工事中に見つかった遺物を展示する軍器寺遺跡展示室もあります。

夜の予定には、駅から徒歩約13分の明洞ナンタ劇場が候補になります。ナンタはサムルノリのリズムをもとにしたセリフのない公演で、包丁やまな板などの厨房道具が楽器のように鳴り響きます。言葉がわからなくても楽しめるので、韓国語に自信がない人でも安心です。公演時間は公式サイトで確認し、チケットは早めに手配しておくと計画が立てやすくなります。

雨の日のモデルコース(10時〜夜)

ここまでのスポットをつなぐと、次のような一日になります。

体験を詰め込みすぎると移動のたびに濡れて疲れるので、二つか三つに絞って、残りの時間はカフェで過ごすのも良い組み立て方です。

雨の日に役立つ旅のヒント

チョンガク周辺は、仁寺洞の路地、清渓川沿い、明洞の繁華街と、短い距離で雰囲気が変わるのが魅力です。その反面、徒歩10分前後の移動を何度も繰り返すことになるので、折りたたみ傘と防水の靴があると一日がずいぶん楽になります。

困ったときは、ウルチロ(乙支路)のハナ金融グループ明洞社屋別館1階にある明洞観光情報センター(9時〜18時)が頼りになります。日本語で観光案内を受けられ、公演の予約などにも対応しています。雨で予定を変えたいときや、ナンタのチケットを相談したいときに立ち寄る価値があります。

明洞のBUTTER明洞店(10時〜23時)のように夜遅くまで開いている店もあるので、夕方以降は明洞側で過ごし、帰りに1号線や2号線を使う流れが組みやすいはずです。週末は終電が早いので、深夜までの予定を入れるならタクシーで帰ることも考えておきましょう。

旅のヒント

この記事で紹介したスポット

駅の時刻表と周辺スポット