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鐘路3街駅から午後〜夜の路地歩き|益善洞の韓屋と宗廟の石垣道、夜まで開くカフェへ

2026-10-26・韓国がじゃ 編集部

鐘路3街は、地下鉄1号線・3号線・5号線の3路線が乗り入れる、ソウル旧市街のまんなかにある駅です。駅の6番出口付近からは韓屋が並ぶ益善洞の路地が始まり、少し東へ歩けば世界文化遺産・宗廟の石垣に沿った静かな道、西へ向かえば工芸と伝統茶の街・仁寺洞が広がります。見どころが歩ける範囲にまとまっているので、午前中は別のエリアで過ごし、午後から夜にかけてこの駅まわりをゆっくり歩く、という使い方にぴったりです。初めてのソウルで「韓国らしい街並み」を見たい人にも、2回目の旅で定番から少し外れた静かな路地を歩きたい人にも向いています。

鐘路3街駅の基本|3路線の使い分けと終電

鐘路3街駅には1号線・3号線・5号線が通っています。1号線ならソウル駅から鐘閣駅の次なので、乗り換えなしで移動できます。3号線は隣が安国駅で、景福宮や北村方面と一本でつながります。5号線は隣が光化門駅なので、光化門広場まわりを見てから移動する流れも組みやすい駅です。

一方で、3路線が交わる駅らしく構内は広めです。路線をまたいで乗り換えるときや、目的の出口に向かうときは、案内表示をよく見て少し余裕をもって動くと安心です。益善洞へ向かう場合は、6番出口付近が路地の入り口になります。

始発は1号線が5時台前半、3号線と5号線が5時半〜40分台です。平日の終電は各方面とも0時40分〜55分ごろまでありますが、土日祝日は早まります。特に3号線(安国方面・乙支路3街方面)と5号線(光化門方面・乙支路4街方面)は、休日の最終が23時54分〜57分です。1号線は休日も鐘閣方面が0時ちょうど、鐘路5街方面が0時17分まであります。

なお、これは鐘路3街駅を出る時刻です。最終に近い列車は途中駅止まりのこともあるので、ホテルの最寄り駅まで行けるかどうか、行き先表示も合わせて確認してください。夜にカフェでゆっくりする予定の日は、帰りの路線と時刻を先に決めておくと落ち着いて過ごせます。

益善洞韓屋通り|駅から徒歩約7分、細い路地に韓屋カフェが並ぶ

鐘路3街駅の6番出口付近から始まり、仁寺洞方面へと続く一帯が益善洞の韓屋通りです。駅からは徒歩約7分が目安。朝鮮時代には王宮に近い場所として、両班(ヤンバン)と呼ばれた上流階級の人々が暮らしていた地域で、広い瓦屋根の家が多く残っています。2018年に韓屋保全地区に指定されてから、韓屋を改装したレストランやカフェ、雑貨店が次々と生まれ、今では旅行者の定番コースになりました。

歩いてみると、人ひとりがやっと通れるほどの細い路地が網の目のように広がっていて、角を曲がるたびに違う店先が現れます。目的の店を決めずに、気になる路地に入ってみる歩き方が楽しいエリアです。古い宿泊施設を改装し、階ごとに雰囲気が変わるカフェや、フラワーディフューザーづくりができる香水工房なども知られています。

各店舗の営業時間はお店ごとに異なるので、目当ての店がある場合は事前に確認しておきましょう。路地は狭く、人が多い時間帯はすれ違うのもひと苦労です。大きな荷物やベビーカーは動きにくいので、ホテルに預けてから身軽に来るのがおすすめ。写真を撮るときは、民家や店の入り口をふさがないよう周りに気を配ってください。

宗廟の西側、石垣道を歩く|Space42とギャラリーソヨンカフェ

益善洞のにぎわいから少し離れて、静かな道を歩きたいときは宗廟の西側へ。宗廟の石垣に沿って延びるスンラギル・ソスンラギルは、観光客の多い通りとは空気が変わり、石垣と街路樹を眺めながらのんびり歩ける道です。

駅から徒歩約7分のところにあるのが「ジュエリー複合文化空間 Space42」。宗廟や敦化門路の景観との調和を考えて、伝統的な韓屋として建てられた施設です。ジュエリー産業とデザイナー、そして客を結ぶ拠点としてつくられ、季節やストーリーをテーマにしたジュエリーやフラワー、さまざまな分野の展示に出会えます。営業時間は11時〜19時なので、夕方の散策の途中に立ち寄るのにちょうどよい場所です。

さらに石垣道を進み、駅から徒歩約13分のところにあるのが「ギャラリーソヨンカフェ」。手入れの行き届いた花壇のある風情ある建物で、温かいお茶やドリンクに加えて料理も楽しめます。店内にはジュエリーや金属工芸の作品が並ぶ小さな展示スペースもあり、工房作家の作品を眺めながら静かな時間を過ごせます。営業は日曜〜金曜が11時〜21時、土曜が11時〜22時と遅めまで開いているので、散策の締めくくりに夕食を兼ねて入るのにも向いています。展示内容や営業時間は変わることがあるので、訪問前に公式情報を確認してください。

仁寺洞方面へ|伝統の街と体験スポット

益善洞の路地を西へ抜けると、伝統工芸の街・仁寺洞につながります。駅からは徒歩約14分が目安。螺旋状の通路に沿って雑貨店が並ぶサムジギルや、韓屋の中庭がある耕仁美術館、ハングル表記の看板で知られるスターバックスなど、短い時間でも見どころが多いエリアです。週末は仁寺洞の通りが歩行者天国になるので、車を気にせず歩けるのもうれしいところです。

体験をひとつ入れたいなら、駅から徒歩約9分の「SEOUL CULTURE LOUNGE(ソウルカルチャーラウンジ)」があります。三一ビルの11階にあり、ハングル体験やK-Beauty、K-POPダンス、カリグラフィー、螺鈿工芸、宮殿の塗り絵など、外国人旅行者向けのプログラムがそろっています。K-ミュージックブースやハングルブレスレットづくりなど、いつでも参加できる常設プログラムもあるので、予定を細かく決めていない日でも立ち寄りやすいのが魅力です。営業は10時〜17時なので、午後の早い時間に組み込みましょう。

友人同士や家族連れなら、同じく徒歩約9分の「ランニングマン体験館 仁寺洞店」も候補になります。人気バラエティ番組の形式をそのまま体験できるアトラクションで、参加者は8人目のメンバーとして指令を受け、ミッションに挑みます。営業は10時〜18時、入場締切は17時。90分コースは16時30分、メイズとのパッケージは15時30分が入場締切なので、遅い時間に行くなら注意してください。どちらも屋内なので、雨の日の代わりのプランとしても使えます。

モデルコース|13時スタート、夜まで歩く半日プラン

午前中はほかのエリアを観光し、昼過ぎに鐘路3街駅へ来る想定のコースです。移動はすべて徒歩で、無理のないペースで組んでいます。

グループで体を動かしたい日は、最初のカルチャーラウンジをランニングマン体験館に置き換えても組めます。その場合は入場締切が早いので、13時台に入場するのが安心です。最後のカフェで長居する場合も、平日なら終電まで十分な余裕があります。休日に3号線・5号線で帰る場合は、23時半ごろまでには駅に向かっておくと慌てずに済みます。

歩く前に知っておきたいこと

益善洞は週末の午後に特に人が集中しやすいエリアです。路地をゆったり歩きたいなら平日、もしくは店が開き始める昼前後がねらい目です。逆に、石垣道や宗廟の西側は比較的落ち着いているので、混雑に疲れたら東側へ逃げる、という動き方を覚えておくと便利です。

足元は石畳や段差のある場所が多いので、歩きなれたスニーカーがいちばん。秋から冬にかけては、日が落ちると一気に冷え込むので、夕方以降も歩く予定なら羽織るものを一枚持っておきましょう。

支払いは多くの店でカードが使えますが、小さな店や屋台では現金のほうがスムーズなこともあります。少額の現金と交通カードを用意しておくと安心です。トイレは、カフェや複合施設を利用したときに済ませておくのが確実です。路地の店は小さく、トイレがないところもあります。

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